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導入事例

オートメーションによる自動化とアカウント検知が、一人目情シスの負担を軽減してくれました

2022年2月28日

株式会社hacomono

フィットネスジムの予約や管理ができるプロダクトを提供している株式会社hacomonoの遠藤和也さんに、Bundleを導入した決め手や期待することを伺いました。

課題

  • SaaSアカウントの管理フローが整備されていなかった
  • SaaSアカウントの管理に時間を割けなかった

効果

  • 不要アカウントの洗い出しが簡単にできるようになった
  • アカウント管理の自動化で工数削減できた
会社について

株式会社hacomonoと申しまして、フィットネスジムの予約や管理ができるプロダクトを提供してる会社になります。
弊社はフルリモートの会社になっておりまして基本的に社員はフルリモートで働いております。私も福岡県に住んでおりまして、本社に一回も出社したこともなく、他の社員の人達にもリアルではあったことがない状況になります。

キャリアについて

私は情報系の大学出身でして、新卒では医療系の電子カルテシステムの導入を行っている会社に就職し、全国各地の病院の電子カルテの導入のエンジニアとして働いておりました。その後病院に転職をしまして病院の情シスになったことが情シスのキャリアの始まりになります。
病院の情シスということでIT機器全般つまり電気が通っているもの全般の管理をおこなっておりました。アナログでレガシーな環境で働いてきましたので、今後は最先端の技術や知識を学びつつ実践したいと思いスタートアップに転職したという背景になります。

ミッションについて

私は一人目の情シスとして株式会社hacomonoにジョインしました。今まではCTOが情シス業務を兼務しておりましたが、会社の急激な拡大によって情報システム部門を設ける事となり、私の方でアカウントの整備やフローの整備などを巻き取ることからスタートしました。
また、これまでIDの管理やデバイスの統制を行えておりませんでしたので、今はIDaaSの導入やMDMの導入を行っています。その他の細かい部分になりますと、ISMSやPマークの運用などを行い、会社が急速な成長スピードを維持しつつ堅牢性を保てる環境づくりを行っています。

今後のシステム構成について

IDとデバイスの統制がない状態でしたので、そこでまずはOktaの導入を行いました。
まだ完成形ではなく、導入し始めたばかりなので、これからOktaを元にどんどん統制をはかっていく予定でおります。ただ当然Oktaもプロビジョニングできるできないがありますのでそのアカウント管理に悩んでいた状況でした。それがSaaS管理SaaSを探していたきっかけにもなりました。

Bundleの決め手について

SaaSが増えるほど価値を発揮する

一番の決め手はSaaSをつなぎこむと勝手にアカウントの件数やシャドーアカウントを感知して拾ってくれる事でした。
他のSaaS管理SaaSも見たのですが、手動であれこれ運用しないといけないっていうのが結構手間になると思いました。SaaSが増えれば増えるほど手間になってくるのでちょっと億劫になってたんですが、Bundleの場合はSaaSをつなぎこんでしまえばアカウントが登録されたら自動で同期してくれるのでそこがすごく便利だと思ってます。

その他のBundleを選んだ理由は、オートメーション機能があった点になります。また開発スピードも理由となりました。私達の要望を汲んで頂いた機能を実装する速さもBundleを選んだ理由の1つです。
私も一緒にBundleを良くして行きたいと思っていますので、今後も利用時に思ったことなどをフィードバックさせていただきたいと思っております。今後ももっと利用する人たちが増え更によりよいツールになると良いなと期待しております。

今後の展望について

入退社のアカウント管理をオートメーションで自動化する

一番改善したい業務が入退社の管理、特に入社の管理方法です。
Oktaにアカウントを発行すれば他のプロビジョニングしているSaaSはアカウントが発行されるのですが、当然そうではないSaaSもありまして、今はそういったSaaSはメールで個別に招待を送ったりしています。また人事との連携もSlackであったり、notionにTodoがたまってしまったりと、自動化されていないフローです。

これは一人二人の入社であれば問題がないのですが5人とか10人とかになってくると運用に耐えきれないと現在感じてるところです。そこで考えているのがオートメーションです。オートメーションのSaaSと組み合わせて、人事の方がアカウント登録を申請したら、それがBundleに流れてきてOktaやSaaSのアカウント発行ができるようになるのが一番の理想ですのでそういったフローを実現していきたいと考えています。

スタートアップでの情シスについて

未整備な環境を改善する醍醐味

大手との一番の違いは、未整備という点だと思います。急拡大、急成長の状況ですので、事業を回すことが最も重要なフェーズでありつつも、事業で手一杯な状況のため、これから一から環境を整えていくというフェーズになります。そこが大きな違いだと思っています。
一方で、一人目の情シスとして入ることでフローをゼロから自分で作りこむ事ができるのが一番大きなミッションでもありますし、スタートアップの情シスの醍醐味でもあるのかなと思ってます。また、急成長、急拡大中ですが、今後更に拡大をしていきます。全職種積極的に募集中になります。

株式会社hacomono

株式会社hacomono

株式会社hacomonoでは、店舗運営の"次世代OS"として、フィットネスクラブ・スクール業界特化型の会員管理・予約・決済システム「hacomono」を開発・提供しています。2019年3月にサービスをローンチ以降、業務の効率化を通して付加価値の高い良質な顧客体験を実現することで、ウェルネス人口の拡大に取り組んでいます。昨今は新型コロナウイルス感染症の流行により、人との接触を削減できるサービスとしても注目が高まり、導入件数は前年比10倍以上のペースで増えています。

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