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導入事例

利用SaaSを可視化することで不要なアカウントの精査や退職者の検知ができる

2022年10月24日

株式会社カミナシ

日報や作業チェックなどの現場管理業務をデジタル化するカミナシを提供する株式会社カミナシの小林美絵さんに話を聞いてきました。

課題

  • SaaSアカウントの不要なメンバーや退職者のアカウント管理に手間がかかっていた。

効果

  • SaaSの利用状況が一覧化でき不要なアカウントの整備が簡易的にできるようになった。
キャリアについて

ファーストキャリアはIT系ではなく、金融系のセールスをしていました。その後、コールセンターの運営や通信サービスをPMとして推進し、その後カミナシにCSとしてジョインしています。

カミナシでは社員増加に伴い情シス領域の課題がでてきたため、CSと情シスを兼務し対応していましたが2021年4月に情シスへ異動しました。ISMS取得をきっかけに再びエンジニア領域に関わりたいと思いまして、現在はBundleの導入の担当もさせていただいています。

キャリアについて
業務上の課題について

セキュリティと採用の2点がありますかね。BtoBである以上、たとえスタートアップであっても顧客のセキュリティ基準を満たす必要があります。特に弊社は大手企業との取引も多いため、セキュリティへの対応はしっかりと固める必要があります。

あとは、求人ですね。情シスで転職をしたい人は多くいるかと思うのですが、私達のような会社だと、SaaSを利用するケースが多く今までスタートアップでSaaSを使いこなしていたような人材やSaaSの運用経験だけでなく、企画からプロジェクトを立ち上げて回せるような人材の確保が難しいですね。

業務上の課題について
Bundleの導入背景と効果について

弊社の場合、利用しているSaaSのリストは用意していましたが、アカウントが不要な人に対してアカウントを払い出していないかの確認や退職した人のアカウントを検知することに手間がかかっていました。最終ログインが半年以上前といったようなアカウントもいるケースがあるのですが、Bundleで可視化して確認することができるようになりました。

その他にはBundleから情報を出して、SaaSを利用しているユーザーが組織名簿にちゃんと記載されているかの精査や退職したユーザーの検知が便利で利用させていただいています。

Bundleの導入背景と効果について
今後の展開

今後取り組みたいものは、業務の自動化を進めたいと思っています。

例えばセールス系の人が入社すると「このSaaSのアカウント発行をお願いします」と連絡を受けて対応するのですが、入社の段階でセールスのメンバーが必要なSaaSを定義して、自動的にアカウントが発行し問い合わせを減らすような取り組みや、社内ポータルの利用に不慣れな人が入社したときのためにボットを組み込んでおいて、社内のヘルプページなどの自動的にURLを送付する仕組みを作り、人が介在しなくても誰かを助けられたり、仕事が回せたりできる環境を設計したいと思っています。

今後の展開
株式会社カミナシ

株式会社カミナシ

カミナシは「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」をミッションに、PCやデスクのない現場で働くノンデスクワーカー3,900万人の働き方をITの力でスマートにすることを目指しています。カミナシが提供する現場DXプラットフォーム『カミナシ』は、工場や店舗で日々行われる点検・作業記録などの現場管理業務をノーコードでつくったアプリで入力から一元管理できる業務効率化ツールです。手書き情報のデータ化から集計、報告書作成など、これまで紙やエクセルで行っていた業務をデジタル化することで、ペーパーレス化のみならず、正しい作業手順の徹底から業務改善まで実現。2020年6月の提供開始以来、これまでに製造や飲食、小売、物流など、業界問わず200社以上・5,000現場のDXを推進しています。

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