自社とグループ企業のSaaSアカウントを一元管理できた

新卒で大手IT企業に入社し、アプリケーションの開発担当としてモバイル検索などを開発していました。その後ベンチャー企業やフリーランスでソーシャルゲームの開発やWeb制作、情報システム部門を持たない会社へのサポートを経験しT-Gardenに入社しています。

私たちのグループ会社全体では、商品の企画、開発から販売までを一気通貫で手掛けています。主力製品であるカラーコンタクトの例を挙げると、T-Gardenは主に商品の企画・開発を担当し、商品作りに特化しています。

一方、株式会社Rise UPは各店舗への卸売り事業を、株式会社ホテラバはeコマース事業を展開しています。

Rise UPやホテラバがグループ企業に加わり、情報セキュリティ強化の必要性が高まりました。

各社で管理していたSaaSアカウントの管理は、T-Gardenが一元管理することになり、入社する社員の登録、退職者の処理、各種SaaSへの登録など、ワークフロー管理も複雑化し登録漏れなどのリスクも増加しました。これらの課題を改善するためにSaaS管理システムの導入を検討しました。

まず、Bundleを選択した大きな理由として、我々のドメインだけでなく、複数のドメインも登録可能であることが挙げられます。これにより、Googleドライブを始めとする様々なSaaSサービスがT-Gardenで一元管理できるようになりました。この一元管理機能は非常に便利で、各ドメインが独立して管理できる点も評価しています。複数のドメインが混在する我々の組織構造において、T-Garden、Rise UP、ホテラバなど、異なるドメインを持つ各グループ企業でも、許可されたアドレス間であれば問題なく対応できます。そして、これら全てをBundleで一括して管理できるのが大きな利点です。

さらに、グループ企業内のメンバー管理も一元化でき、新規の登録や退職者の削除といった人事変動に伴う管理業務が大幅に効率化されました。
また、私たちは在庫や販売などのデータから発見した課題をグループ企業へSaaSで共有しています。Bundleの導入により、情報を共有するべきメンバーを選定し、その管理業務を効率化することが可能になりました。これによりグループ企業間の連携がより円滑に進行するようになりました。

私たちの会社は、国内外含めてメンバーが増えており、新しい事業拠点を設ける可能性もございます。このような場合でもすばやく対応できるよう体制を整備しています。
同時に、私個人としては、Slackなどのコミュニケーションツールを活用して業務をよりスムーズに進めたいと考えています。メーリングリストへの対応やアカウント情報の問い合わせなど、自動応答の設定やSaaSアカウントの直接登録・解除が可能なシステムを利用することで、管理画面へのログインが不要な業務も増え、全体的な業務効率化が見込まれます。新しい技術やサービスを積極的に取り入れ、働き方を進化させていきます。